お部屋探しをされている方の中には、「家賃をもう少し下げてもらえないかな…」「初期費用について直接大家さんに相談できたら」と思った経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際に不動産会社で接客していると、「この内容、大家さんに直接交渉したらOKしてくれますか?」というご質問をいただくことがあります。ですが、賃貸契約の現場では、入居希望者が直接オーナー様とやりとりするというケースは多くありません。
今回は、なぜそうした「直接交渉」が難しいのか、その理由や背景について、センチュリー21ハウスプランの視点からわかりやすく解説いたします。
まず大前提として、現在の賃貸市場においては、オーナー様と入居希望者の間に「管理会社」や「仲介会社」が入って調整を行うのが基本的な流れです。私たちセンチュリー21ハウスプランもその役割を担っています。
オーナー様は物件の管理や運営を委託されており、ご自身で日々の対応を行っているわけではありません。特に北浦和や浦和区のように物件数の多いエリアでは、効率よく・トラブルなく運営するために、管理会社を介したやりとりが重要となります。
また、法的にも個人間でのやりとりには一定のリスクが伴います。たとえば「言った・言わない」といったトラブルや、契約条件の誤解などが起きやすく、当事者だけで解決するのが難しくなることもあるのです。
「それでもこちらの希望を伝えたい」というお声はもっともです。そのため、センチュリー21ハウスプランでは、お客様からお預かりしたご希望をしっかりと整理し、オーナー様へ丁寧にお伝えしています。
たとえば「家賃の減額を希望したい」といったご相談も、物件の状況や入居時期、他の空室状況などもふまえて交渉可能かを確認します。
ただし、「交渉すれば必ず通る」というわけではなく、オーナー様の判断による部分が大きいのも事実です。物件によっては管理上の制約があったり、すでに多数の申し込みがあるような人気物件では、条件交渉自体が難しいこともあります。
それでも、当社は交渉する価値があると判断すれば、しっかりお伝えいたします。「直接交渉できないから希望を伝えてもムダ」と思わず、まずは率直にご相談ください。
入居希望者様のご要望を、オーナー様にただ伝えるだけでは不十分です。センチュリー21ハウスプランでは、両者の立場をよく理解しながら、「なぜその要望があるのか」「どういう条件であれば可能性があるか」といった背景も含めて調整を行います。
たとえば、あるお客様が「家賃を5,000円下げてくれたら即決したい」とおっしゃった場合、その理由(予算、勤務先の通勤事情など)を添えてオーナー様に説明し、ご理解いただけるように努めます。
逆に、オーナー様が希望される「長く住んでもらえる方」「室内をきれいに使ってくれる方」などの条件も把握しているからこそ、お互いのメリットを見つけることができるのです。
オーナー様と入居者様が顔を合わせないまま契約が進むことに不安を感じる方もいらっしゃいますが、そこをつなぐのが私たち不動産会社の役割です。
むしろ第三者である私たちが間に入ることで、冷静かつ公平にやりとりができ、誤解や感情的なトラブルを防ぐことができます。
「仲介会社を通すと交渉できない」と考えるのではなく、「仲介会社だからこそ円滑に交渉が進められる」という視点を持っていただけると、お部屋探しもスムーズになります。
お部屋を借りるときに、大家さんと直接交渉することは基本的に難しいですが、ご希望やご相談内容はしっかりとオーナー様へお伝えしております。
交渉の仕方やタイミング、条件の伝え方にはコツもありますので、おひとりで悩まず、まずはセンチュリー21ハウスプランにご相談ください。
北浦和・浦和区エリアでの賃貸探しは、地域に根差した当社が全力でサポートいたします。
※この記事の内容は2025年5月30日時点の情報をもとに作成しています。実際の状況と異なる場合がございますので、詳しくはお気軽にお問い合わせください。